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【感想】ブラックミラー・アークエンジェル


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 親が子供を思う気持ちはときに暴走し、不幸を招いてしまうことがあります。さらにそこに最先端のテクノロジーが加わるとどうなるのか。今日はNetflixで『ブラックミラー・アークエンジェル』を見て、色々思うところがあったので感想を書きたいと思います。

※※※ネタバレを含みます※※※

 

 

 

 

 

 

ストーリー

 シングルマザーのマリーは愛する娘サラを危険から守るために、「アークエンジェル」と呼ばれる最先端のチップを娘の頭の中に入れることを決意します。このチップが機能が凄まじく高性能。

 GPSにより子供の位置情報はわかるのはもちろん、子供の視界をそのまま手元のモニターに映し出す機能、心拍など子供の体調が変化したら通知する機能、そして血やアダルトな物などにモザイクをかけ視界を遮り、またFワード等の汚い言葉も聞こえなくする機能が搭載しています。

そのためサラは、汚いものに全く触れずに育って行くことになりました。

 幼少期はそれで良かったのかもしれませんが、幼稚園に入園したことで、サラは自分が人と違うことを自覚し始めます。血を見たことがない。アダルト関係やバイオレンスな話題になると、人がなんと言っているか聞こえない。思い悩んだサラは血を見るために自分の手を傷つけてしまいます。

そんな現場を目撃した、母は娘のために良くないと思い、アークエンジェルの使用をやめました。

 

そこから10年以上し、思春期に突入したサラは同級生と交際を始めます。自宅に帰るのが遅くなり、心配した母は、我慢できずに再びアークエンジェルを使用し、自分の娘が同級生と性行為やドラックをしている事実を知りました。

それを見た彼女は交際相手を脅してサラと別れさせ、さらに食事に避妊薬を混ぜて娘を守ろうとします。それが娘にバレてしまい、良好だった母娘の信頼は崩壊。今まで抑えていたものが爆発したサラは母親に暴行を加え、家出をしてしまったという物語です。

感想

子供への愛の暴走

 子供に対しての愛が暴走し、過保護になってしまう親が現実世界にも沢山いますが、そのような子供は本当に幸せになれるのでしょうか。また自分の力で生きていける強い人間となり得るのでしょうか。

 小さい頃に全く雑菌に触れて来なかった子供は免疫機能が低く、大人になってから病気にかかりやすくなってしまうことがあります。「子育て」の目標地点は自立することであり、そのために年齢に見合った適切な負荷を与えてあげることが重要なんだと思います。過保護にならずに。

自分の人生を生きること

 「子離れできない親」という言葉がありますが、子供こそが自分の人生そのものであり、子育て以外の趣味がない親は、悲惨な人生を歩むことが多いと考えています。

 このような人の特徴は「他人に自分の幸せを委ねてしまう」という思考を持っていることです。白馬の王子様が来て自分を幸せにしてくれるという考えもそれに当たります。

 なぜ他人に幸せを委ねてはいけないかというと、自分がコントロールできるのは唯一自分だけだからです。自分のパートナーや子供は自分のものではありませんし、もちろんコントロールすることもできません。

 自分自身の人生は自分でコントロールして行く。それが人生において大切なことなんだと思います。

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