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信用を価値に変える中国のサービス『芝麻信用』


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 近年、SNSでの"信用"が大きな価値を産む評価経済社会が広がりをみせています。そんな中で、中国では信用を価値に変える『芝麻信用』というサービスが広まっています。今日は信用を価値に変えるとはどういうことなのか、まとめたいと思います。

芝麻信用とは?

『芝麻信用(ジーマしんよう)』は2015年に始まった中国アリババ・グループのアリペイが提供する信用を数値化することができるサービスです。ちなみにアリペイは中国最大規模のオンライン決済サービスで、手数料無料でありとあらゆる場所で使えるということで、中国では誰しもが使っています。

数値化の方法

『芝麻信用』では「政府のオープンデータベース」「他のサービス利用によるデータ」「個人でアップロードしたデータ」いう3つの情報を元に信用を数値化します。

 政府のオープンデータベース」では、学歴や公共料金の支払いの記録、過去の裁判の記録などが共有されます。まず政府側が企業に国民のデータを提供しているという点で驚きですね。中国政府も国策として推進しているそうです。

 続いて、他のサービス利用によるデータ」では、アリババグループのサービスなどの利用状況や、SNSで信用の高い人物と付き合っているか否かという情報が分析されています。

 最後に「個人でアップしたデータ」では、運転免許や社員証などをアップすることで、ポイントをあげることができます。

 こうして集められた3つのデータを「身分特質」「履約能力」「信用歴史」「人脈関係」「行為偏好」という5つの観点から分析され、350点から950点までの点数で表されます。

点数によるメリット

 点数が高ければ、高いほど沢山のサービスで穏健を受けることができます。例えば600点以上の人からはレンタルサービスの補償金を取らないであったり、あるいは他国に行く際のビザの取得難易度が点数によって変わったりなど。とてつもない数のサービスと提携しており、そのサービスで今まで貯めた信用が利用でき、また利用によって信用が溜まって行くというサイクルのよう。

マナー向上にも一役 

 こうやって信用を可視化していく事で、中国人のマナーがよくなったという話を聞きます。例えば予約アプリで予約したにも関わらず、予定時間に姿を見せない迷惑な客は、世界中どこへ行っても数多いですが、信用が下がるので中国では減ってきているそう。

 また無人コンビニなどにも搭載され、万引き防止に一役買っているというとのこと。当人たちは息苦しいかもしれませんが、画期的なサービスであることは間違えありません。

終わりに 

  信用が価値に変わるという概念をもっと知りたい方には「お金2.0 新しい経済のルールと生き方 」は非常に勉強になったのでおすすめしておきます。またそんな時代を風刺した映画がNetflixオリジナルストーリー『ブラックミラー』シリーズから出ているのでそちらもオススメです。


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