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はじめに
先日、インターン先の社員さんに誘われて、スパルタンレース なるものに参加してきました。
年配の方や女性も参加しているということで、軽い気持ちで参加したのですが、実際はとんでもないレースでした。
スパルタンレースとは?
スパルタンレースの僕の中のイメージは「サスケ + ハーフマラソン」といったところでしょうか。単なる中/長距離のランニングだけでなく、高い壁や有刺鉄線など数々の障害物が参加者達を待ち受けています。マラソンのように持久力や精神力が必要なだけでなく、障害物をクリアするには筋力も必要としており、真のタフネスを証明するレースと言っても過言ではないでしょう!!
とはいえ1人で全ての障害物をクリアする必要はありません。タイムトライアルで優勝を目指している人以外は、他の参加者の力を借りたり、障害物をパスして感想を目指すことができます。(但しパスするとバービー30回が課せられます。)
時には高い壁の障害物を超えられない女性のために、自らの体を土台にする男性もいるなど、心温まるレースでした。
スパルタンレースは最大5人までチーム参加が可能であり、チームで参加すると全員が同じ時間にレースをスタートすることができるので、体力に自信がないけど参加したい方は、チームで参加してみるといいかもしれません。
スパルタンレースの種類
スパルタンレースにはいくつかの種類があるのでご紹介します。
SPRINT(スプリント)
僕が参加したのはこのレースです。走行距離は5km以上、障害物の数は約20個です。スプリントはスパルタンレースの中で1番ライトなものなので、女性なども参加されています。
SUPER(スーパー)
レクレーション色もあるスプリントですが、スーパーに関しては鍛え上げられたアスリートでないと参加は難しいでしょう。走行距離は13km以上、障害物の数は約25個であり、生半可な気持ちでは完走することができません。
ちなみに10月にさがみ湖で開催されるレースではスーパーも選択可能です。
BEAST(ビースト)
走行距離20km以上、障害物の数は約30個とスパルタンレースで最も過酷なのが、このビーストです。もうここまで来ると想像がつかないですね。。。
公式サイトによるとどんなに体を鍛えた人でもゴームまでに3時間以上必要ということで、フルマラソンを優に超えるハードさが予想されます。
まだビーストは日本で開催されたことはありませんが、9月にシアトルで開催されるということで、出場するか迷っています。(参加される方、ぜひ声をかけてください)
KIDS(キッズ)
スパルタンレースには子供向けのレースもあります。キッズの走行距離は1km〜2kmで、障害物の数は約10個です。
これは見たことはありませんが、安全面に配慮しているとホームページに記載されていました。対象年齢は5歳から12歳です。
障害物紹介
最後にスパルタンレースの障害物を紹介したいと思います。全部を紹介するのは大変なので、20個のうちいくつかピックアップしての紹介となります。
セブン・フット・ウォール
レースが始まって最初に出会う障害物は2mほどのこちらの壁です。背の小さな女性には乗り越えるのが厳しいようで、男性参加者が踏み台となって支えてあげるシーンをたくさん目にすることができました。
BARBED WIRE(有刺鉄線)
これは確か2つか、3つ目の障害物だったでしょうか。ここでは有刺鉄線の下を匍匐前進で進みます。服が泥で汚れようが、目に入ろうが御構い無しです。
まだレースが始まって少ししか経っていませんが、全身泥だらけとなってしまいました。靴の中まで水が染み込んで走りにくくなったり、手が泥で汚れて後のアクションに支障が出たりと、ハンディチャップを背負いながら次のレースに向かいます。
デッドボール
(写真を持っていなかったので、それっぽい動画を拾ってきました。)
40キロの鉄球を持ち上げて20メートルほど運びます。動画では簡単に運んでいますが、当日は地面に水たまりもあってドロドロ。もちろん鉄球も泥がこびりついており、まともに抱えることはできません。
スピアー・スロー
藁でできたターゲットに槍を突き刺す競技です。投げるチャンスは1回!!失敗すると他の競技同様バービーが待っています。
ハーク・ホイスト
ロープを使って重りを持ち上げる単純な障害物ですが、とにかく重りが重い!全体重を使っても持ち上げることができず、無念のパスをしてしまいました。
最後に
まさに古代ギリシャで最強と言われていたスパルタの名にふさわしい厳しいレースでしたが、仲のいいメンバーと協力しあってゴールを目指してみると、充実感もあって十分楽しめるものだと思います。
そして何より厳しい試練を共にした仲間との絆が厚くなるところが、このレースの魅力だったりもします。
10月にもさがみ湖でレースがあるそうなので、興味がある方は参加してみてください。
今日はこの辺で失礼します。