NOUVEAU ROMAN

コンサルタント1年生の日記

失敗図鑑

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失敗図鑑」は、小学生向けの本ではありますが、大人が読んでも間違えなく面白い本です。

 ライト兄弟、二宮尊徳、ココ・シャネル、ダリ、ベーブ・ルース、夏目漱石、フロイト、与謝野晶子、ベートーヴェン、手塚治虫、アインシュタイン、オードリー・ヘップバーン、孔子、ノーベル、ドストエフスキー、ピカソ、野口英夫、黒澤明、ダーウィン、マッカーサー、ウォルト・ディズニー、カーネル・サンダース。

 こんな錚々たる偉人たちの失敗エピソードを、知ることができました。

他人の失敗談を知ることの何がいいかというと、人は大体同じような失敗をしており、その失敗をどう生かしていったのかという視点が非常に参考になるからです。その失敗をどのように生かしていったのかが、その偉人が偉人たる所以であったりもします。

どの物語も非常に面白かったのですが、特に面白いと思ったのは、ライト兄弟の物語です。有人飛行を成功させてたことで有名なライト兄弟は、そのことだけがフォーカスされがちですが、実は有人飛行を成功させた後に大きな失敗をしてしまいます。

ライト兄弟が有人飛行を成功した後、ライト兄弟に続けと、たくさんの人が有人飛行に参入します。ライト兄弟はそこで、自分たちの成功を守り、新しく参入してきた人に特許などの技術を侵害されたいことに力を注いてしまいます。その結果、裁判などに時間を奪われ、その後の人生で思ったような成果をあげることができなかったという失敗をしたそうです。

 終わってみてからなら、なんでも言うことができますが、それではライト兄弟はどのようにした方が、1回目の成功以後にも大きな成果を上げることができたのでしょうか。様々な方法がありますが、その方法の一つとして、最初の成功を守ろうとせずに、それを他の人にも分け与えるという方法があります。そうすると、他の新規参入者と戦うことなく、彼らのもう1レイヤー上のレベルに上がることができ、新たなポジションにて自分のやりたかったことに挑戦できる環境が整ったはずです。

 これは会社でも同じようなことが言えて、例えば仕事で1つの成功を収めたとしたら、その成功のナレッジを同期やライバルに分け与えることで、その人は「自分で成果を出すだけではなく、他の人の成果にも関与する人間だ」という評価を得ることができ、ライバルたちを差し置いて、マネージャーに昇進するといった別のチャンスを与えられるかもしれません。

このように、偉人達の失敗を自分にどう生かせるかという観点でこの本を読んだら面白いのではないでしょうか。

すごい人ほどダメだった! 読めば勇気がわいてくる、新しい心の教科書
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