Azureあんまり触っていないけどAZ-104:Microsoft Azure Administrator を取得した話

はじめに


Azureあんまり触っていないけど頑張って AZ-104:Microsoft Azure Administrator を取得した話をしたいと思います。僕はMicrosoft 365はちょこちょこ触っていますけど、Azureの方は全く素人だったので、かなり勉強に苦労しました。しかし、僕が勉強してきた道筋をシェアすることで少しでも役に立てることがあればと思って体験をシェアします。

AZ-104:Microsoft Azure Administrator とは


AZ-104:Microsoft Azure Administrator とはAzureの管理者向けの中級の試験です。ここにはAzureでの ID、ガバナンス、ストレージ、コンピューティング、および仮想ネットワークの実装、管理、および監視、さらに必要に応じてリソースのプロビジョニング、サイズ、監視、調整が含まれます。AZ-104試験に合格することにより、認定資格「Azure Administrator Associate」を取得できます。

試験対策


STEP1: テキスト

僕は全く経験のない領域だったのでテキストベースで学びたいなと思って、「合格対策 Microsoft認定試験AZ-104:Microsoft Azure Administratorテキスト&演習問題」を購入してまずはやりました。基礎的な考え方から解説しているので、Azure初心者でも理解が非常に早く進みます。

また、最後についている演習問題がかなりハイクオリティで、実際のテストではかなり救われました。解説が載っているので、間違えた問題は解説を読み知識を補っていきました。

Microsoft Learnも初心者向けで、どちらを最初に学習することを推奨すべきか迷いどころですが、このテキストの方がよりテスト対策向けであり、さらにポイントに絞って学ぶことができるので、最初はテキストから入ることがおすすめです。

STEP2: Microsoft Learn

次に取り組んだのは、Microsoft Learnです。Microsoft Learnとは、Microsoftの提供する学習プラットフォームです。Webブラウザさえあれば誰でも無料で利用できます。AZ104関連のテキストは全て日本語化されているため、英語が苦手でも理解できると思います。ただ、ちょっと問題点としては、Microsoft Learnは実務よりな内容になっていて、試験対策で使えるところが限定的である点です。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/azure-administrator/

それでも、演習としてサンドボックスの環境で実際の画面を触りながらAzureを学ぶことができるので、純粋に技術力向上に役立ちます。

STEP3: 予想問題集

最後に下記の予想問題集をさらっとやりました。この問題集、読みにくく、さらに解説も書いていないので、ガッツリはやっていないのですが、ここに書いている内容がほぼ分かるようになると合格ラインです。

よく出た問題


今回、僕は不合格もあって試験を2回受けたのですが、覚えている限りでよく出てくるポイントを紹介したいと思います。

①リソースの移行や適用範囲の話

リソースの移行や適用範囲の話はたくさん出てきました。
具体的には、「Azure ADテナントやサブスクリプションが異なる場合でも、仮想ネットワーク間接続は設定可能なの?」とか「サブスクリプションAからBにリソースを移行できるの?」とかです。
Azure ADテナントやサブスクリプションが異なる場合でも、仮想ネットワーク間接続は設定可能は可能ですが、手法として「VPN Gatewayを作成して接続するか、仮想ネットワークピアリングを設定します。(参考)」というところまで追い込んでおくと良いとももいます。

②NSGの設定の話

NSGのスクショがあって、「この設定でVM1からVM2にアクセスできるのか?」みたいな問題はよく出てきました。ポートの番号を押さえて、勉強すれば簡単にとれるので取りこぼしがないようにしましょう。

おわりに


本日は、AZ-104:Microsoft Azure Administratorの学習法についてまとめました。これからMS100やMS101を勉強していくので、そちらも取得したら記事を書きます。

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